公開日: 09/19/2023

超越関数

Arrhenius(n)

説明

温度nを、Arrheniusモデルにおける説明変数の値に変換する。

戻り値

11604.5181215503/(n+273.15)

引数

n

温度(単位は摂氏)。

メモ

これは頻繁に使用される変換の1つです。

Arrhenius Inv(n)

説明

Arrenhius関数の逆関数。値nを摂氏の温度に変換する。

戻り値

(11604.5181215503/n)-273.15

引数

n

Arrheniusモデルにおいて説明変数の値に変換された値。

メモ

これは頻繁に使用される変換の1つです。

Beta(a, b)

説明

ここに式を表示

戻り値

ベータ関数

引数

a, b

数値

Cytometry Logicle(x, T, W, M, A)

説明

サイトメトリーLogicle変換を計算する。Logicle変換の詳細については、Moore and Parks(2012)を参照してください。

Cytometry Logicle Inverse(y, T, W, M, A)

説明

逆サイトメトリーLogicle変換を計算する。Logicle変換の詳細については、Moore and Parks(2012)を参照してください。

Digamma(n)

説明

ガンマ関数(LGamma)の対数の導関数。

戻り値

nにおけるディガンマ関数の値

引数

n

数値。

Exp(a)

説明

eをa乗する。

戻り値

ea

引数

a

数値。

等価表現

e()^a

ExpM1(x)

説明

Exp(x)-1を戻す。xが非常に小さい場合に、より正確な計算結果を戻します。

Factorial(n)

説明

1からnまでの全整数を掛ける。

戻り値

nの階乗

引数

n

任意の整数。

メモ

指定できる引数は1つだけです。

FFT({list }, <named arguments>)

説明

行列のリストに対して高速Fourier変換(FFT)を行う。

戻り値

複素数を表す1つまたは複数の行列のリストを引数とし、その最初の引数と同じ次元の、2つの行列のリストを戻す。

引数

List

1つまたは2つの行列を含むリスト。1つの行列で構成されている場合、その行列は実数とみなされます。2つの行列で構成されている場合、1番目は実数、2番目は虚数部分とみなされます。2つの行列は次元が同じで、どちらも行が2つ以上なければなりません。

オプションの名前付き引数

<<inverse(Boolean)

1(真)の場合、逆FFTが実行される。

<<multivariate(Boolean)

1(真)の場合、単変量FFTが1列ごとに実行される。0(偽)の場合、空間FFTが実行される。

<<scale(number)

戻り値にnumberで指定した乗数を掛け合わせる。

Fit Transform To Normal(Distribution("name"), Y(vector), <Freq(vector))

説明

データのベクトルに対し、正規分布へと変換するための分布をあてはめる。Johnson Sl、Johnson Sb、Johnson Su、一般化対数(GLog)といった分布をあてはめることができます。

戻り値

パラメータ推定値、共分散行列、対数尤度、AICc、収束メッセージ、変換値で構成されるリスト。『基本的な回帰モデル』の尤度・AICc・BICを参照してください。

Gamma(t, <limit>)

説明

xに対するガンマ関数の値を戻す。

ここに式を表示

戻り値

ガンマ関数の値

引数

t

数値または列。

limit

(オプション)上限。デフォルトは∞。

メモ

Gamma(t, limit)Gamma(t)と積分される式は同じですが、積分の範囲における上限を無限ではなくlimitとします。

LGamma(t)

説明

tの対数ガンマ関数(ガンマ関数の自然対数)を戻す。

Ln(n)

説明

nの自然対数(底eの対数)を戻す。

Log(n, <base>)

説明

nの自然対数(底eの対数)を戻す。オプションの第2引数を追加すると、別の底を指定できます。たとえば、Log(n,3)は、3を底とするnの対数です。Logの引数は、任意の数式をとることができます。式Log(e())は1、Log(32,2)は5です。

Log10(n)

説明

nの常用対数(底は10)を戻す。

Log1P(n)

説明

xがきわめて小さいときに精度がより高くなることを除けば、Log(1 + x)と同じ。

Logist(x)

説明

1/(1+Exp(-x))を戻す。定義域(-∞~+∞)が0~1に変換されます。この関数は、ロジスティック回帰に役立ちます。

Logist Percent(p)

説明

Logist()関数の結果を0~100のスケールで戻す。

Logit(p)

説明

log(p/(1-p))を戻す。

Logit Percent(p)

説明

Logit()関数と似ているが、引数を0~1ではなく0~100で指定する。

N Choose K(n, k)

説明

この関数は、一度にn個のうちからk個を選択する場合の組み合わせの数(「nCk」)を戻す。この組み合わせの数は、ここに式を表示のように階乗を使った式で計算することができます。たとえば、NChooseK(5,2)は10になります。

メモ

この関数の計算において、JMPではLGamma関数が内部的に使用されています。そのため、結果は必ずしも整数とは限りません。

Power(a, <b>)

a^b

説明

ab乗する。

戻り値

ab回掛け合わせた積

引数

a

変数、数値、または行列。

b

(オプション)変数または数値。

メモ

Power()の場合、第2引数(b)はオプションで、デフォルト値は2です。Power(a)a2を戻します。

Root(n, <r>)

説明

nr次の根を戻す。デフォルトではrが2で、平方根を戻します。

SbInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数を上下に有界なJohnson Sb分布の変数に変換する。

SbTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

上下に有界なJohnson Sb分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。

Scheffe Cubic(x1, x2)

説明

x1*x2*(x1-x2)の結果を戻す。3次の配合モデルの表記に対応しています。

SHASHInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数をsinh-arcsinh(SHASH)分布の変数に変換する。変換は、s*sinh((arcsinh(z)-g)/d)+qの式で計算されます。

SHASHTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

sinh-arcsinh(SHASH)分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。変換は、sinh(g+d*arcsinh((x-q)/s))の式で計算されます。

SlInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数をJohnson Sl分布の変数に変換する。

SlTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

Johnson Sl分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。

Sqrt(n)

説明

nの平方根を戻す。

Squash(expr)

説明

関数1/ [1 + exp(expr)]を効率よく計算する。

Squish(expr)

説明

Squash(-expr)またはここに式を表示と同じ。

SuInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数を有界でないJohnson Su分布の変数に変換する。

SuTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

有界でないJohnson Su分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。

Trigamma()

説明

nにおけるトリガンマ関数の値を戻す。トリガンマ関数はディガンマ関数の導関数です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).