JMP 14.2オンラインマニュアル
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このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは
https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2
からご覧いただけます。
基本的な統計分析
•
テキストエクスプローラ
•
「テキストエクスプローラ」プラットフォームのオプション
• テキストの分析オプション
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•
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テキストの分析オプション
「テキストエクスプローラ」レポートの赤い三角ボタンで用意されているオプションのうち、統計分析に関するものには以下のものがあります。
潜在クラス分析
2値の文書単語行列に対して潜在クラス分析を行います。なお、分析の計算には、疎な行列に対する数値計算ルーチンが使用されています。
第 “潜在クラス分析”
を参照してください。
このオプションを選択すると、「設定」ウィンドウが開き、以下のオプションが表示されます。
単語の最大数
潜在クラス分析に含める単語の最大数。
単語の最小度数
潜在クラス分析に含める単語の最小出現頻度。
クラスターの数
潜在クラス分析におけるクラスターの個数。
潜在意味分析, 特異値分解
文書単語行列に対して、決められた次元までの特異値分解を実行します。
第 “潜在意味分析(特異値分解)”
を参照してください。
判別分析
文書単語行列に基づき、各文書がどのグループまたはカテゴリに属するのかを予測します。
第 “判別分析”
を参照してください。
特異値分解の設定ウィンドウ
「テキストエクスプローラ」プラットフォームの統計分析は、文書単語行列(DTM; Document-Term Matrix)に対して行われます。文書単語行列の各列は、単語リストに含まれている各単語に対応しています(ただし、列数の最大値は、「単語の最大数」で指定したものです)。文書単語行列の各行は、1つの文書に対応しています(JMPデータテーブルにおけるテキスト列の1セルが、1文書に対応しています)。文書単語行列の各要素をどのように算出するかは、「設定」ウィンドウにて指定します。
特異値分解の「設定」ウィンドウ
に、特異値分解の「設定」ウィンドウを示します。「テキストエクスプローラ」の赤い三角ボタンから、文書単語行列の特異値分解を実行するオプションを選択すると、「設定」ウィンドウが開き、以下のオプションが表示されます。
単語の最大数
特異値分解に含める単語の最大数。
単語の最小度数
特異値分解に含める単語の最小出現頻度。
重み
文書単語行列の要素を算出する方法。この方法については、
第 “文書単語行列の設定ウィンドウ”
を参照してください。
特異ベクトルの数
特異値分解ベクトルの個数。デフォルト値は100です。ただし、文書数または単語数が100を下回るときは、その値がデフォルト値になります。
中心化と尺度化
文書単語行列を中心化や尺度化するか否かを指定します。
[中心化と尺度化]
、
[中心化]
、または
[中心化しない]
のいずれかを選択します。デフォルトでは、中心化と尺度化の両方が適用されます。
図12.10
特異値分解の「設定」ウィンドウ