この節では、それらの分布の確率密度関数と累積分布関数を説明します。Weibull分布の詳細については、『信頼性/生存時間分析』の「寿命の一変量」章を参照してください。
「加速寿命試験計画」や「寿命の二変量」などでは、σを尺度パラメータ、μを位置パラメータとして、Weibull分布の確率密度関数や累積分布関数が表現されています。これらのパラメータは、次のように、αとβに関係しています。
Weibull分布に従う確率変数を対数変換すると最小極値分布に従うことに基づき、Weibull分布の確率密度関数と累積分布関数は、次のようにこれらのパラメータで表されます。なお、μ = log(α)と σ = 1/βという関係になっています。