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株価の終値と出来高、あるいは温度と圧力など、スケールの異なるデータをプロットするときは、2番目のY軸を使用すると便利です。例として、ある銘柄の株価をダウジョーンズ工業平均と比較してみましょう。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Stock Prices.jmp」を開きます。
2.
[グラフ]>[旧機能]>[重ね合わせプロット]を選択します。
3.
「高値」「安値」「終値」「出来高」Y変数に指定します。
4.
[Y]リスト内で「出来高」を選択し、[左軸/右軸]をクリックします。
5.
「日付」[X]変数の役割を割り当てます。
6.
[OK]をクリックします。
図5.9 軸が2つある重ね合わせプロット
「高値」「安値」「終値」の各変数は、同じ株の価格なので、同じスケールで表示します。「出来高」は、ダウジョーンズ工業平均の出来高ですので、別のスケールを使用する必要があります。
この点を考慮しないとどうなるかを確認するため、「出来高」に対して[左軸/右軸]をクリックする作業を省き、上記の操作を繰り返してください。軸が1つだけの重ね合わせプロットのようなグラフができあがります。作成されたグラフを軸が2つある重ね合わせプロットと見比べてください
図5.10 軸が1つだけの重ね合わせプロット