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一般化線形モデルでも、説明変数の選択は重要です。該当する説明変数がどれだけモデルに貢献しているかは、通常、適合度統計量の変化量によって評価できます。デビアンスは、「データが到達可能な最大対数尤度」と「回帰パラメータの最尤推定値における対数尤度」の差に2を掛けたものです。デビアンスは、適合度の統計量としてよく使われます。到達可能な最大対数尤度は、データの1行ずつに1つのパラメータがあるモデルで達成されます。応答分布のデビアンスの計算式は、応答変数に対して使用できる分布のデビアンスの計算式をまとめたものです。
yii番目の応答
μiは対応する平均の予測値
V(μi)は分散関数
wiは第i行目のデータに対する既知の重み
(yiμi)は生の残差
sign(yiμi)は、(yiμi)が正の場合は1、(yiμi)が負の場合は-1
diは、デビアンス全体に対するi番目の観測値の寄与
φは、過分散パラメータ
V(μi)は、分散関数
hiは、行列We(1/2)X(X'WeX)-1X'We(1/2)の第i対角要素。ここで、Weは期待情報量行列の計算に使われた重みの行列。