インゴットの製造に関する実験として、 加熱時間とソーキング時間を変え、仕様に適合した、圧延可能な状態に仕上がったかどうかを調べてみました。Cox and Snell(1989)を参照してください。JMPでは、データがサンプルデータのフォルダにある「Ingots.jmp」データテーブルにまとめられています。
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分析を実行するには、第 “名義ロジスティック回帰の例”の手順に従ってください。
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「名義ロジスティックのあてはめ」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックし、[逆推定]を選択します。
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「加熱時間」の値を消去します。
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「加熱時間」の予測値を求めたいので、「加熱時間」の値は空白にしておきます。
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「ソーキング時間」の値として「2」を入力します。
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「ソーキング時間」が2のときの加熱時間を予測したいためです。
図11.6 「逆推定」の指定ウィンドウ
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[OK]をクリックします。
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図11.7 「逆推定」レポート
「ソーキング時間」が2のとき、インゴットの状態が90%の確率で「Ready」となる「加熱時間」は39.60です。このとき、95%信頼区間は32.09から57.29までの間です。「ソーキング時間」が2のとき、インゴットの状態が80%の確率で「Ready」となる「加熱時間」は49.49です。このとき、95%信頼区間は39.90から78.71までの間です。