保存に関するオプションがあります。第 “「MANOVAのあてはめ」のオプション”を参照してください。
各種検定のための計画行列を指定します。第 “応答の指定”を参照してください。
それぞれの応答変数に対するパラメータ推定値が表示されます(標準誤差やt検定などの詳細は出力されません)。応答変数ごとに1つずつ列があります。
残差間の共分散行列と相関行列が表示されます。この計算で使われる各応答変数の残差は、応答変数ごとに効果Xで通常の最小2乗推定を行ったときのものです。
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E行列の要素は、残差の平方和と交差積和です。
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H行列の要素は、仮説検定の平方和と交差積和です。
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H行列には、モデル全体に対するものと、モデル内の各効果に対するものがあります。H行列とE行列の対角要素は、それぞれ、単一の応答変数に対するF検定の分子平方和(仮説の平方和)と分母平方和(残差の平方和)に等しくなっています。この初期のE行列およびH行列から、応答の計画行列に対するE行列およびH行列が計算され、それをもとに多変量検定の検定統計量が計算されます。