このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


「Bayesプロット」では、正規プロットとは別の方法で、どの効果が重要かを見極めることができます。このレポートは、Box and Meyer(1986)によって紹介された、Bayes(ベイズ)流の方法で事後確率を計算します。この方法では、Box and Meyer(1986)により、推定値が2つの分布の混合分布から抽出されていると仮定します。一方の分布は、重要でない効果を表し、その分散がσ2の正規分布であるとします。もう一方の分布は、重要な効果を表し、分散がσ2K倍である正規分布であるとします。後者の分布は、不純物分布(contaminating distribution)と呼ばれています。
Bayesプロットの設定は、「Bicycle.jmp」サンプルデータに対するデフォルトにおけるBayesプロットの設定です。このウィンドウで[実行]をクリックすると、各項の事後確率と棒グラフが表示されます(「Bayesプロット」レポート)。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Bicycle.jmp」を開きます。
3.
「時間」を選択し、[Y]をクリックします。
4.
「ハンドル」から「朝食」までを選択して[追加]をクリックします。
5.
[実行]をクリックします。
6.
「応答 Y」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックし、[要因のスクリーニング]>[Bayesプロット]を選択します。
図3.46 Bayesプロットの設定
7.
[実行]をクリックすると、事後確率が計算されます。
図3.47 「Bayesプロット」レポート