アプリケーションは、1つ、もしくは、複数のモジュールで構成されます。モジュールには、コンパイルして1つのアプリケーションとなるオブジェクトとスクリプトが含まれます。アプリケーションを実行すると、モジュールごとに1つのウィンドウが表示されます。あるウィンドウから、別のウィンドウを呼び出すこともできます。たとえば、あるウィンドウに、「グラフの作成」といったボタンを配置し、 そのボタンをクリックすると新しいウィンドウにグラフが表示されるようにできます。
オブジェクトとは、JMPの動的なエンティティで、たとえばデータテーブル、データ列、プラットフォーム結果ウィンドウ、グラフなどがこれに当たります。ほとんどのオブジェクトは、何らかのアクションを実行するメッセージを受け取ることができます。
メッセージとは、オブジェクトに送られる式のこと。オブジェクトは、送られたメッセージを評価し、何らかのアクションを実行します。
アプリケーションビルダーで作成されたアプリケーションでは、「Application」と「ModuleInstance」という名前空間が自動的に作成されます。Application名前空間内のシンボルは、アプリケーション内のスクリプトだけを範囲とし、アプリケーション外のスクリプトでは使用できません。名前空間の詳細については、「プログラミング手法」章の「高度な適用範囲指定と名前空間」(244ページ)を参照してください。
変数は、固有の名前をもち、何らかの値を含んでいます。アプリケーションビルダーで作成されたアプリケーションを実行すると、「thisApplication」と「thisModuleInstance」という変数が自動的に作成されます。
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thisApplication変数は、アプリケーションのオブジェクトへの参照を含みます。アプリケーションは、1つ、もしくは複数のモジュールで構成されています。
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thisModuleInstance変数(ModuleInstance名前空間で使用される)は、モジュールインスタンスのオブジェクトへの参照を含みます。モジュールは、ボックスやボタンなどで構成されています。
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