my list = {1, 2, 3};
your list = List( 4, 5, 6) ;
my matrix = [3 2 1, 0 -1 -2];
If( Y < 20, X = Y );
Table Box( String Col Box( "年齢", a ) );
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括弧は式の中の演算をグループ化します。次の括弧は、If()式内の演算をグループ化しています。
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y = 10;
If(
Y < 20, X = Y,
X = 20
);
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関数の引数を括弧で囲みます。次の例では、Open()関数の引数を括弧が囲んでいます。
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Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
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Pi();
スクリプトエディタでは、括弧(丸括弧、角括弧、大括弧)の対を確認することができます。スクリプト内の任意の場所にカーソルを置き、Ctrlキーを押しながら]を押します(Macintoshの場合はcommandキーを押しながらb)。スクリプトエディタが括弧を検索し、最初の開き括弧と閉じ括弧の間のテキストを強調表示します。次に上位の括弧を強調表示するには、このプロセスを繰り返します。例については、「スクリプト作成のツール」章の「括弧の自動マッチ」(56ページ)を参照してください。
i = 0;
j = 2;
セミコロンは、次のIf()式のように、カンマで区切られた引数をつなぐこともできます。
If( x < 5, y = 3; z++; );
他の言語では、式の終わりを表す文字としてセミコロンを使用します。JSLのセミコロンは、コマンドが続く可能性を示すものとして機能します。セミコロンで式を区切る方法については、第 “式を結合する他の方法”を参照してください。
二重引用符はテキスト文字列を囲みます。スペースや大文字/小文字を含め、二重引用符内のすべてが入力したとおりに受け取られ、評価はされません。"Pi() ^ 2"を二重引用符で囲んだ場合、それは単なる文字の羅列であり、10に近い値を指すわけではないのです。
引用符付き文字列の中で二重引用符を使用する場合は、各二重引用符の前にエスケープシーケンス\!(バックスラッシュと感嘆符)を挿入します。たとえば、次のスクリプトを実行してウィンドウのタイトルを見てみましょう。
New Window( "\!"こんにちは\!" は引用符付き文字列です",
Text Box( Char( Repeat( "*", 70 ) ) )
);
ホスト環境に適した改行文字を挿入1
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あるまとまった箇所で、エスケープ文字を何回も指定しなければならない場合があります。そのような場合は、\[...]\を使用すれば、括弧内でエスケープシーケンスが不要(使用不可能)になります。次に、二重引用符文字列の中で\[...]\を使用している例を示します。
jslPhrase = "これをJSLで実行するには、次のように記述します。\[
a = "hello";
b = a|| " world.";
Show(b);
]\そして、スクリプトを実行します。";
JSLでは、名前の中に空白文字を挿入することが許可されています。また、JSLワード内またはJSLワード間のスペース、タブ、改行、および空白行は無視されます。これは、ほとんどのJSLワードがユーザインターフェースから採用されており、これらのコマンドのほとんどにスペースが含まれているからです。たとえば、「モデルのあてはめ」プラットフォームのJSL式は、Fit Model()またはFitModel()のどちらでも動作します。
演算子内のスペース、および1つの数値内の桁間のスペースは許可されません。そのようなケースではエラーが生じます。たとえば、i++にある2つの+の間にスペースを入れたり(i+ +)、数値の途中にスペースを挿入したりすることはできません(4 3は43と同じではありません)。