ブレークポイントはスクリプトの実行を中断します。スクリプトのデバッグは一行ずつ進めることができますが、スクリプトが長い、または複雑な場合、退屈で時間のかかる作業になってしまいます。そのような場合、確認したい位置にブレークポイントを設定し、デバッガでスクリプトを実行することができます。スクリプトは、ブレークポイントに達するまで通常どおりに実行されます。ブレークポイントの位置で実行が中断されるので、変数の値を確認したり、そこから一行ずつのデバッグを開始したりできます。
ヒント: 行番号をオンにするには、スクリプト内を右クリックし、[行番号を表示する]を選択します。すべてのスクリプトでデフォルトで行番号を表示させるには、スクリプトエディタの環境設定で[行番号を表示する]をオンにします。
ブレークポイントを作成する際、条件やブレーク時の動作を指定することができます。それには、[ブレークポイント]タブまたは[データブレークポイント]タブのをクリックし、ブレークポイントの情報を入力します。
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デバッガの余白で、ブレークポイントを設定したい位置を右クリックし、[ブレークポイントの設定]を選択します。
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デバッガの余白で、ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントのクリア]を選択します。
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たとえば、スクリプト内の計算が間違っていて、問題が起こるのはi==19のときだと推測しているとしましょう。この場合、i==18に条件付きブレークポイントを設定しておくと、 その条件が満たされた時点でデバッガによる実行が中断されます。その後、コードを1ステップずつ確認して問題を特定します。
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ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントの編集]を選択します。
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[条件]タブで[条件]を選択し、条件式を入力します。
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[OK]をクリックします。
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ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントの編集]を選択します。
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[条件]タブで、[条件]を選択解除または選択します。
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ブレークポイントを右クリックして[ブレークポイントの編集]を選択すると、ブレークポイントの動作を簡単に管理できます。または、[ブレークポイント]タブでブレークポイントを選択し、をクリックします。どちらの方法でも「ブレークポイント情報」ウィンドウが開くので、[ヒットカウント]タブと[アクション]タブで設定をカスタマイズします。
ブレークポイントがヒットする回数を指定して、中断のタイミングを制御します。たとえば、条件が2回満たされたときに中断させるには、[ヒットカウント]タブで[ヒットカウントが指定された値と等しい場合に中断:]を選択し、「2」をタイプします。
ブレークポイントがヒットしてスクリプトの実行が中断されたときに、デバッガにスクリプトを実行させることができます。このスクリプトをアクションといいます。[アクション]タブで、実行するスクリプトを入力します。
右クリックして[カーソルの位置まで実行]を選択すると、カーソルの位置より前にあるすべての式が実行されます。現在の行までの値だけを確認したいときにこのオプションを選択します。各式が実行されたときの値を確認するには、ステップオプションを使用します。