このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


光源には、色、位置、および方向を指定します。JSLでは、Lightコマンドで最大8つ(0~7)の光源を定義できます。nは光源の番号です。
Light( n, argument, value, ... value )
メモ: 各光源をオンにするには、Enable (Lighting)Enable (lightn)コマンドを使います。nは光源の番号です。次に、Light(n, POSITION, x, y, z)コマンドで、光源をシーン内に移動します。
Lightの引数とデフォルト値に、指定できる引数(argument)の値を示します。各引数のデフォルト値も示しています。
(x, y, z, w)の位置
メモ: この表のDIFFUSESPECULARのデフォルト値はLight 0だけに適用されます。その他の光源については、この2つの引数のデフォルト値は(0, 0, 0, 1)です。
最初の3つの引数(AMBIENTDIFFUSESPECULAR)は、光源に色を付ける場合に使います。DIFFUSE(拡散)は、光源の物理的な色に最も近く関連付けられる引数です。AMBIENT(環境)は、光がもつ背景光としての特徴に対応したパラメータです。SPECULAR(鏡面)は、表面に反射する光に関連したパラメータです。
POSITION引数を使って、光源の位置を指定します。4番目の座標(w)に0以外の値を指定すると、光源はオブジェクト座標と同じ座標に配置されます。
cCONSTANT_ATTENUATIONlLINEAR_ATTENUATIONqQUADRATIC_ATTENUATIONです。
図13.16 スポットライト
遮断角のほかに、円錐形内の照射の輝度と方向も制御できます。SPOT_DIRECTIONは、スポットライトを向ける方向を指定し、SPOT_EXPONENTは、集光方法に影響します。