一部の関数については、『スクリプトガイド』の「データタイプ」章で詳しく解説しています。
(オプション)エンコーディングを指定する引用符付き文字列。文字列のデフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16le、utf-16be、us-ascii、iso-8859-1、ascii~hex、shift-jis、euc-jpもサポートされています。
エンコーディングのオプションのうち、US-ASCIIは、CR、LF、TABなどが含まれるBLOBデータを、特別な考慮をせずに、ASCII文字の文字列に単純に変換します。
blobのバイトを数値に変換して行列を作成する。
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"big"は、最初のバイトが最上位であることを示します(ビッグエンディアン)。
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"little"は、最初のバイトが最下位であることを示します(リトルエンディアン)。
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"native"は、コンピュータのネイティブ形式を使用します。
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式または数値。式はExpr()で囲む必要があります。囲まない場合、その評価結果が文字列に変換されます。
Char( Pi(), 10, 4)
Char( Pi(), 3, 4)
(オプション)エンコーディングを指定する引用符付き文字列。BLOBのデフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16le、utf-16be、us-ascii、iso-8859-1、ascii~hex、shift-jis、euc-jpもサポートされています。
x = Char To Blob( "abc\def\!n" );
y = Blob To Char( x, encoding = "ASCII~HEX" );
If(
y == "abc~5Cdef~0A", "JMP 12.2以降のバージョンの動作",
y == "abc\def~0A", "JMP 12.2より前のバージョンの動作"
);
"JMP 12.2以降のバージョンの動作" // 出力
(オプション)エンコーディングを指定する引用符付き文字列。デフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16le、utf-16be、us-ascii、iso-8859-1、ascii~hex、shift-jis、euc-jpもサポートされています。
先頭および末尾の空白文字を削除し、文字列内で空白文字が連続している部分は重複を削除する。つまり、Collapse Whitespace関数で2つの連続したスペースを1つのスペースに置換できます。
a = "こんにちは"; b = " "; c = "世界"; a || b || c;
d = {"りんご", "バナナ"}; e = {"桃", "梨"}; Concat( d, e );
A = [1 2 3]; B = [4 5 6]; Concat( A, B );
a = "こんにちは"; b = " "; c = "世界"; Concat To( a, b, c ); Show( a );
A = [1 2 3]; B = [4 5 6]; Concat To( A, B ); Show( A );
d = {"りんご", "バナナ"}; e = {"桃", "梨"}; Concat to(d,e); Show( d );
partが見つかったとき、リスト、文字列、および名前空間の場合はpartが最初に見つかった位置の数値を戻し、 連想配列の場合は1を戻す。
partが見つからないときは、すべてのケースで0が戻されます。
(オプション)文字列whole内での検索開始位置を表す数値引数。全体(whole)の中。なお、startが負の場合、Containsは、wholeの長さからstartを差し引いた位置から、whole内のpartを逆方向に検索します。連想配列の場合、startは意味がなく、無視されます。
nameList={"Katie", "Louise", "Jane", "Jaclyn"};
r = Contains(nameList, "Katie");
引数xのテキスト内にある単語のいずれかと、単語(item)、単語リスト(list)の中の1つ、またはパターン(pattern)がマッチするかどうかを、ブール値で戻す。テキスト内の単語は、オプションで指定された区切り文字(delimiter)で区切られます。デフォルトの区切り文字はカンマ(",")です。なお、テキスト(x)から抽出された各単語の末尾にある空白は削除されます。
次の例では、“pots”およびそれに続くカンマを検索して、結果を出力します。
x = "Franklin Garden Supply is a leading online store featuring garden decor, statues, pots, shovels, benches, and much more.";
b = Contains Item( x, "pots", "," );
If( b,
Write( "指定された項目が見つかりました。" ), Write( "一致しません。" )
);
Right(string, Length(substring)) == substring
16進数の文字列(string)(空白を含む)から、BLOB(binary large object)を作成する。
Hex To Blob( "4A4D50" );
16進数の文字列(string)を、整数、もしくは、浮動小数点に変換します。
文字列のデフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16le、utf-16be、us-ascii、iso-8859-1、ascii~hex、shift-jis、euc-jpもサポートされています。
16進数の文字列(string)を、整数、もしくは、浮動小数点に変換する。
Hex To Number( "80" );
引数の文字列(string)からn番目の単語を抽出する。区切り文字(delimiters)を指定すると、文字列を各単語に区切る際に、その文字が使われます。 デフォルトの区切り文字はスペースです。複数の区切り文字を指定した場合、指定したすべての文字が区切り文字とみなされます。
Item( 4,"the quick brown fox" , ", " ); // "quick"の前のスペースは2つ
Word( 4,"the quick, brown fox", ", " );
元の文字列(string)から、右からn文字の文字列を取り出す。 もしくは、元のリスト(list)から、最初のn個のリスト項目を取り出す。文字列(string)の長さがn個よりも短い場合は、fillerに指定された文字列が右側に補充されます。
引用符付き文字列(string)の文字数(長さ)を計算する。
引用符付き文字列(string)内に現れる文字をすべて小文字に変換する。
引用符付き文字列(string)に文字を挿入したり、削除したりして、新しい文字列を作る。また、引数の指定方法により、文字列の一部を取り出す、また、ある文字列が何文字目に含まれているかを計算する、といった処理を実行できます。
offsetは、string内での検索開始位置を示す整数です。なお、ある検索文字列において、その先頭位置よりoffsetが大きい場合、その検索文字列は検索に含まれません。また、offsetがstringの長さより大きい場合、offsetは、(stringの長さ+1)に設定されます。
(オプション) IGNORECASEを指定しない場合、大文字と小文字が区別される。
元の文字列(string)から、右からn文字の文字列を取り出す。 もしくは、元のリスト(list)から、最後のn個のリスト項目を取り出す。文字列(string)の長さがn個よりも短い場合は、fillerに指定された文字列が左側に補充されます。
Left(string, Length(substring)) == substring
Substr( "Katie Layman", 1, 5 );
Titlecase( "veronica layman ")
"Veronica Layman"
Trim( " John ", both )
"John"
引用符付き文字列(string)内に現れる小文字をすべて大文字に変換する。
引数の文字列(text)からn番目の単語を抽出する。区切り文字(delimiters)を指定すると、文字列を各単語に区切る際に、その文字が使われます。 デフォルトの区切り文字はスペースです。複数の区切り文字を指定した場合、指定したすべての文字が区切り文字とみなされます。
Word( 2, "Katie Layman" );
Word()関数とItem()関数は同じです。ただし、Item()関数は、区切り文字が連続している時にそれらを1つ1つカウントしますが、Word()関数は連続している区切り文字を1文字の区切り文字として扱います。
Item( 4,"the quick brown fox" ); // "quick"の前のスペースは2つ
Word( 4,"the quick brown fox" );
JMPで検定結果のレポートを作成し、重要な詳細をXMLドキュメントに書き出したとしましょう。検定の結果は<result>タグに挟まれています。
rpt =
"\[<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<JMP><report><title>Production Report</title>
<result>November 21st: Pass</result>
<result>November 22nd: Fail</result>
<note>Tests ran at 3:00 a.m.</note></report>
</JMP> ]\";
results = XPath Query( rpt, "//result/text()" );