JMP 14.2オンラインマニュアル
はじめてのJMP
JMPの使用法
基本的な統計分析
グラフ機能
プロファイル機能
実験計画(DOE)
基本的な回帰モデル
予測モデルおよび発展的なモデル
多変量分析
品質と工程
信頼性/生存時間分析
消費者調査
スクリプトガイド
スクリプト構文リファレンス
JMP iPad Help (英語)
JMP Interactive HTML (英語)
機能インデックス
JMP統計機能ガイド
このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは
https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2
からご覧いただけます。
多変量分析
•
多次元尺度構成
•
「多次元尺度構成」プラットフォームのオプション
• Waernリンク
前へ
•
次へ
Waernリンク
Waernリンクは、類似度の予測値と実測値を比較することで、多次元尺度構成の結果を視覚的に調べます。このリンクは、多次元尺度構成プロット上の点を、類似度の実測値にもとづいて直線で結びます。類似度が小さいもの(もしくは、類似度が大きいもの)を直線で結びます。デフォルトでは、類似度が小さいほうから33%までを直線で結びます。類似度が小さいものを直線で結んだ場合、プロット上でも距離が近い点どうしが直線で繋がっている場合は、現在のモデルは実際の類似度をよく表していることを示しています。逆に、プロット上で離れた位置にある点が繋がっている場合は、現在のモデルはあてはまっていないことを示しています。
Waernリンクのコントロール
プロット上に最短距離と最長距離のいずれを表示するかを、[最短距離の割合]と[最長距離の割合]で選ぶことができます。表示するリンクの割合は、テキストボックスに値を入力するか、スライダーを動かすことで調節できます。
Waernリンクを表示した多次元尺度構成プロット
は、
「Teeth.jmp」
データテーブルで最短距離の割合を33%にしたときのWaernリンクです。
Waernリンクの詳細については、Waern(
1972
)を参照してください。
図9.5
Waernリンクを表示した多次元尺度構成プロット