図2.3 「プロファイル」起動ウィンドウ
Y列の計算式に使われている列が、さらに計算式を含んでいる場合に、その内側の計算式が展開され、そこで参照されている列がプロファイルのX列になります。このオプションが選択したときに計算式が展開されないようにするには、列プロパティで「その他」を選択し、「計算式の展開」(英語は、「Exapnd Formula」)という名前の列プロパティを作成し、その値を0とします。詳細は、中間計算式の展開を参照してください。
「曲面プロット」プラットフォームについては、「曲面プロット」章に説明があります。「曲面プロファイル」と「曲面プロット」プラットフォームは似ていますが、「曲面プロット」の方がより多くの機能を備えています。「曲面プロット」と「曲面プロファイル」には、他のプロファイルに共通する一部の機能が備わっていません。
たとえば、2水準(AとB)のロジスティック回帰をあてはめる場合を考えてみましょう。計算式(Prob[A]とProb[B])は、Lin[x]列の関数であり、さらにLin[x]自体は、別の列xの関数です。そこで、[中間計算式の展開]を選択してProb[A]のプロファイルを作成すると、Lin[x]ではなくxを参照先としてプロファイルが作成されます。