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分布として[正規 加重]が選ばれた場合、多変量正規分布の中心からの距離で層別にした乱数生成法が使われます。この方法は、極端に大きな値や小さな値を考慮しなければいけない場合に、他の重点サンプリング法よりも良い結果をもたらすと考えられます。
最初に層数を定義します。各層は、0を中心とする、特定の区間を半径とする超球面になっています。d個の因子に対して、各層は半径を次に示す区間ごとに定義されています。
1.
i個目の乱数生成に対する層としてmod(i - 1, NStrata)を選択します。
2.
n次元におけるランダムな方向を求めるために、n個の独立な正規分布に従う乱数を生成し、その大きさを1にします。