「分位点範囲の外れ値」パネルでは、外れ値の計算方法と処理方法を指定できます。「分位点範囲の外れ値」ウィンドウは、デフォルトの「分位点範囲の外れ値」ウィンドウです。
図3.6 「分位点範囲の外れ値」ウィンドウ
外れ値を定義するのに使われる乗数。外れ値は、下側分位点と上側分位点からQ倍の分位点範囲以上、離れている点と定義されます。Qの値を大きくするほど、離れている点も外れ値とみなされなくなります。デフォルトの値は3です。
レポートで選択されている列に関して、データテーブルにおいて、外れ値を欠測値に置換します。データ値を欠測値に置換するには注意が必要です。データが無効か、正確でないとわかっている場合にのみ、データ値を欠測値に置換してください。この処理が終わった後、「分位点範囲の外れ値」レポートを再計算するには、[再スキャン]をクリックしてください。
外れ値と認識されたデータ値が「欠測値のコード」列プロパティに追加されます。この処理の後、「分位点範囲の外れ値」レポートを再計算するには、[再スキャン]をクリックしてください。
メモ: データを変更する処理([欠測値に変更]や[行の除外]など)を最初に選択した際、元のデータを保持するために[名前を付けて保存]コマンドを使ってデータテーブルを新しいファイルとして保存するよう求める警告ウィンドウが表示されます。このウィンドウが表示されたら、[OK]をクリックしてください。また、新しいデータテーブルを保存すると選択した場合、新しい名前でファイルを保存するダイアログが表示されます。