まれなイベントの管理図は、(故障が起きてから次の故障が生じるまでの機会数や時間間隔などの)正規分布に従わないデータを分析する場合に役立ちます。T管理図は、希少事象が前回発生してから次に生じるまでに経過した時間に対する管理図です。この種のデータを標準的なShewhart管理図でプロットすると、管理限界の幅が狭くなりすぎ、多くの点が誤って管理外と判断される可能性があります。「Fan Burnout.jmp」サンプルデータは、ファンの製造工程を乱数シミュレーションで生成した疑似データです。第1列は焼損したファンを示し、 第2列は焼損から次の焼損までに経過した時間数を示します。
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[分析]>[品質と工程]>[管理図ビルダー]を選択します。
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「焼損の間隔(時間)」を「Y」ゾーンにドラッグします。
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「焼損」を「サブグループ」ゾーンにドラッグします。
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図3.24 「焼損」の「個々の測定値&移動範囲」管理図
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まれなイベントの管理図に変更するには、ドロップダウンリストから「まれなイベント」を選択します。
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図3.25 「焼損の間隔(時間)」のT管理図