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個々の測定値-移動範囲管理図の管理限界
個々の測定値に対する管理図の管理限界は、次のように計算されます。
個々の測定値管理図の下側管理限界（LCL）=
個々の測定値管理図の上側管理限界（UCL）=
移動範囲の管理図の管理限界は、次のように計算されます。
移動範囲管理図の下側管理限界（LCL）= 0
移動範囲管理図の上側管理限界（UCL）=
個々の測定値-移動範囲管理図では、標準偏差は次式により推定されます。
ここで
X̅ = 個々の測定値の平均
MR = (MR2+MR3+...+MRN)/(N-1)で算出した非欠測値の移動範囲の平均（MRi = |xi - xi-1|）
σ = 工程の標準偏差
d2(n)は、母標準偏差が1であるn個の独立した正規分布に従う確率変数の範囲の期待値
d3(n)は、母標準偏差が1であるn個の独立した正規分布に従う確率変数の範囲の標準偏差
メモ: 「管理図ビルダー」プラットフォームの移動範囲の管理図では、移動範囲の区間（n）が2に設定されます。