この例で使用する「Failure.jmp」サンプルデータは、「度数」の列がある不適合のデータであり、 集積回路(IC)の製造工程で生じる不適合の原因と、不適合が生じた回数を種類別にまとめたものです。この例では、閾値として2を指定します。
1.
|
2.
|
[分析]>[品質と工程]>[パレート図]を選択します。
|
3.
|
「原因」を選択して、[Y, 原因]をクリックします。
|
4.
|
「度数」を選択し、[度数]をクリックします。
|
5.
|
[原因を組み合わせる]を選択し、その下にあるドロップダウンボックスで[度数]を選択します。
|
6.
|
閾値として「2」と入力します。
|
7.
|
[OK]をクリックします。
|
図12.8 度数の閾値に2を指定したパレート図
度数の閾値に2を指定したパレート図は、度数に対して2という閾値を指定した結果のパレート図です。「4 その他」という名前の棒に、度数が2以下の原因がすべて組み合わさっています。
8.
|
図12.9 原因を分離したパレート図