このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Clips2.jmp」を開きます。
3.
「日付」「サブグループ」ゾーンにドラッグします。
4.
「取っ手の間隔」「Y」ゾーンにドラッグします。
図11.21 取っ手の間隔のXBar管理図とR管理図
管理図から、「取っ手の間隔」が時間が経過しても安定していることがわかります。「取っ手の間隔」列に「仕様限界」列プロパティがあるので、「工程能力分析」レポートが管理図の右側に表示されます。
図11.22 「取っ手の間隔」の工程能力分析のヒストグラム
ヒストグラムとあてはめた青色の曲線から、「取っ手の間隔」の分布がほぼ正規分布に従うことがわかります。工程は安定していますが、「取っ手の間隔」の分布は仕様範囲の右側にシフトしています。
図11.23 工程能力指数と「不適合率」レポート
「不適合率」レポートにおける仕様限界外となる割合の推定値は、工程の性能を知るための直接的な指標です。「不適合率」レポートにおけるPPMの値から、「取っ手の間隔」の値は下側仕様限界未満にはほとんどならないことがわかります(100万個につき1.4個)。一方、「取っ手の間隔」が上側仕様限界を超えるのは、100万個につき1869.0個です。
2.
「取っ手の間隔」を選択し、[Y, 工程変数]をクリックします。
3.
「サブグループ化」アウトラインを開きます。
4.
「列の選択」リストから[日付]を選択し、「役割」リストから[取っ手の間隔]を選択します。
6.
[OK]をクリックします。
図11.24 「取っ手の間隔」のゴールプロットと箱ひげ図