JMP 14.2オンラインマニュアル
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品質と工程
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工程能力
時間経過に伴う工程のばらつきを測定する
工程能力分析は、工程管理で使われており、与えられた仕様限界(規格限界)に照らして工程がどれほど優れているかを調べる分析です。優れた工程とは、安定した状態にあり、かつ、仕様限界内にほどよく収まる製品を一貫して生産できる工程です。工程能力指数(capability index)は、工程のパフォーマンスを示す指標で、工程の中心と変動(ばらつき)を、仕様限界に照らして要約した指標です。
ゴールプロットや箱ひげ図のようなグラフツールを使うと、工程や製品が仕様限界内に収まっているかどうかを視覚的に把握できます。「各列に対する詳細レポート」では、分析対象の変数ごとに工程能力レポートが表示されます。分析結果は、工程のばらつきを仕様や規格と照らし合わし、適合率を高めるのに役立ちます。
サブグループを指定して、サブグループ内のばらつきを工程の全体的なばらつきと比較することもできます。また、正規分布以外の確率分布を仮定した工程能力指数も計算できます。さらに、用意されている確率分布のいずれにも従わないデータに対して、ノンパラメトリックな工程能力指数も計算できます。
図11.1
「工程能力」プラットフォームの例
目次
「工程能力」プラットフォームの概要
正規分布に従うデータの分析例
非正規分布に従うデータの分析例
「工程能力」プラットフォームの起動
工程の選択
サブグループ化
履歴情報
分布オプション
その他の指定
仕様限界の入力
「仕様限界」ウィンドウ
仕様限界のデータテーブル
「仕様限界」列プロパティ
「工程能力分析」レポート
ゴールプロット
工程能力箱ひげ図
工程能力指数プロット
「工程能力」プラットフォームのオプション
各列に対する詳細レポート
正規化箱ひげ図
工程性能プロット
要約レポート
ゴールプロットの要約テーブルを作成
「工程能力」プラットフォームの別例
安定状態の工程における工程能力
安定状態でない工程の工程能力分析
非正規データのPpkに対する信頼限界のシミュレーション
「工程能力」プラットフォームの統計的詳細
ばらつきに関する統計量
ゴールプロットと工程能力箱ひげ図の表記法
ゴールプロット
目標値がない工程の工程能力箱ひげ図
正規分布の工程能力指数
非正規分布の工程能力指数: パーセント点法とZ-スコア法
サポートされている確率分布