JMP 14.2オンラインマニュアル
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このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは
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品質と工程
•
工程能力
•
「工程能力」プラットフォームの統計的詳細
• サポートされている確率分布
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サポートされている確率分布
この節では、「工程能力分析」プラットフォームでサポートされている確率分布の確率密度関数
f
を紹介します。また、Johnson分布を除くすべての分布の期待値と分散も紹介します。
正規分布
,
,
,
σ
> 0
E(
X
) =
μ
Var(
X
) =
σ
2
ベータ分布
,
,
α
> 0,
β
> 0
E(
X
) =
Var(
X
) =
ここで、
はベータ関数です。
指数分布
,
x
> 0,
σ
> 0
E(
X
) =
σ
Var(
X
) =
σ
2
ガンマ分布
,
x
> 0,
α
> 0,
σ
> 0
E(
X
) =
ασ
Var(
X
) =
ασ
2
ここで、
はガンマ関数です。
Johnson分布
Johnson Su分布
,
,
θ
> 0,
δ
> 0
Johnson Sb分布
,
θ
<
x
<
θ
+
σ, σ
> 0
Johnson Sl分布
(ここで
x >
θ
(
σ
= 1の場合)、x <
θ
(
σ
= -1の場合))
上式で、
は標準正規分布の確率密度関数です。
対数正規分布
, x > 0,
,
σ
> 0
E(
X
) =
Var(
X
) =
正規混合分布
二重正規混合分布と三重正規混合分布は、いずれも次のような確率密度関数になっています。
E(
X
) =
Var(
X
) =
ここで、
μ
i
,
σ
i
,
π
i
は、
i
番目のグループのそれぞれ平均・標準偏差・割合であり、
は、標準正規分布の確率密度関数です。二重正規混合分布では、
k
は2です。三重正規混合分布では、
k
は3です。各正規分布の平均と標準偏差、および、全体に対する割合を推定します。
Weibull分布
,
α
> 0,
β
> 0
E(
X
) =
Var(
X
) =
ここで、
はガンマ関数です。