JMP 14.2オンラインマニュアル
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•
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• 標本の除外・非表示・削除
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標本の除外・非表示・削除
次表は、標本(サブグループ)の除外や非表示が処理に与える影響をまとめたものです。
表4.2
標本の除外・非表示・削除
管理図を作成する前に標本の行をすべて除外した
標本は管理限界の計算には含まれないが、グラフには表示される。
管理図を作成した後で標本を除外した
標本は管理限界の計算に含まれ、グラフにも表示される。グラフを開いたまま標本を除外しても、分析結果には何の影響も及びません。
管理図を作成する前に標本が非表示になっていた
標本は管理限界の計算には含まれるが、グラフには表示されない。
管理図を作成した後で標本を非表示にした
標本は管理限界の計算には含まれるが、グラフには表示されない。標本を示すマーカーがグラフから消えますが、標本ラベルは軸上に表示されたままで、管理限界も変化しません。
管理図を作成する前に標本の行をすべて除外し、かつ非表示にした
標本は管理限界の計算には含まれず、グラフにも表示されない。
管理図を作成した後で標本の行をすべて除外し、かつ非表示にした
標本は管理限界の計算には含まれるが、グラフには表示されない。標本を示すマーカーがグラフから消えますが、標本ラベルは軸上に表示されたままで、管理限界も変化しません。
管理図を作成する前に標本がデータから削除された
標本は管理限界の計算に含まれず、標本の値は軸に表示されず、標本を示すマーカーもグラフに表示されない。
管理図を作成した後に標本がデータから削除された
標本は管理限界の計算には含まれず、グラフにも表示されない。標本を示すマーカーがグラフから消え、標本ラベルが軸上から削除され、グラフも管理限界も変化します。
追記:
•
[非表示かつ除外]の属性は、標本内における先頭のデータ行のものだけがチェックされます。たとえば、標本内における2行目が非表示になっていても、第1行目が表示されていれば、標本は管理図上に表示されます。
•
「除外する/表示しない」ルールには例外が1つあります。非表示の行と除外された行は、どちらも特殊原因のテストには含まれます。除外された行には特殊原因の番号が表示される場合がありますが、 非表示の行には番号は表示されません。非表示の行の点は、特殊原因のテストで検出された場合も管理図には表示されません。
•
このような特別なルール(
標本の除外・非表示・削除
)で除外と非表示が取り扱われているため、管理図は自動再計算の機能に対応していません。