このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


「Reliability」フォルダにある「CD Step Stress Pattern.jmp」データテーブルには「パターンID」という列があり、ストレスに関して4つのパターンが用意されています。ストレスは、「電圧」÷「厚み」(厚みあたりの電圧)です(データテーブルにおいて、「電圧」と「厚み」は非表示になっています)。各ストレスパターン内において、「厚み」は一定ですが、 「電圧」は変化させており、時間とともに増加させています。
「Reliability」フォルダ内の「CD Step Stress.jmp」データテーブルには、故障までの時間のデータが含まれています。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Reliability」フォルダにある「CD Step Stress.jmp」「CD Step Stress Pattern.jmp」を開きます。
「時間」列は故障時間もしくは打ち切った時間を示す。
「パターンID」列はストレスパターンを示す。
「打ち切りの有無」列は、観測された時間が、正確な故障時間か、打ち切ったときの時間なのかを示す。
「CD Step Stress Pattern」テーブルには、ストレスに関して4 つのパターン(1 ~ 4)が含まれています。「ストレス」の値は、「パターンID」列の値ごとに違うパターンになっています。「ストレスの期間」列の数値は、ストレス因子の水準を同水準に保っている期間を示しています。
3.
「イベントまでの時間」パネルの[テーブルの選択]をクリックします。
4.
「CD Step Stress」を選択して[OK]をクリックします。
「イベントまでの時間」パネルの「列の選択」リストにこのデータテーブル内の列が一覧されます。
5.
「時間」[イベントまでの時間]に指定します。
6.
「打ち切りの有無」[打ち切り]に指定します。
7.
「パターンID」[パターンID]に指定します。
8.
「ストレスパターン」パネルの[テーブルの選択]をクリックします。
9.
「CD Step Stress Pattern」を選択して[OK]をクリックします。
「ストレスパターン」パネルの「列の選択」リストにこのデータテーブル内の列が一覧されます。
10.
「ストレスの期間」[ストレスの期間]に指定します。
11.
「ストレス」[ストレス]に指定します。
12.
「パターンID」[パターンID]に指定します。
13.
[OK]をクリックします。
図5.2 イベントとストレスパターン
イベントとストレスパターンのようなレポートに、イベントプロットと、定義されたストレスパターンを描いたプロットが表示されます。4つのストレスパターンのいずれでも最初の40分でストレスを急激に増加させ、そして、40分後にはそれぞれ異なる速さで増加させています。
14.
図5.3 「モデルリスト」レポート
「モデルリスト」レポートは、「モデルリスト」レポートです。このレポートから、AICcおよびBICが最小である分布は指数分布であることがわかります。
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「分布プロファイル」レポートで、「ストレス」の現在値を0.75に設定します。
17.
「時間」の現在値を10000に設定します。
図5.4 指定された設定における指数分布の分布プロファイル
指定された設定における指数分布の分布プロファイルを見ると、0.75のストレスを与え続けた場合、10000分後に試験ユニットが故障する確率は0.007233と予測されます。また、その95%の信頼区間は0.00137 ~0.03776であることがわかります。