このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Species1.jmp」「Species2.jmp」を開きます。
「Species1.jmp」テーブルには2つ、「Species2.jmp」テーブルには4つの行があります。
2.
「Species1.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Species1'と結合するテーブル」「Species2」を選択します。
4.
「対応の指定」で、[行番号で対応]を選択します。
5.
[OK]をクリックします。
図6.23 行番号によるテーブルの結合
2つのテーブルに同じ名前の列がある場合、新しいテーブルでは、これらの列の名前は「テーブル名列名」となります。たとえば、元のテーブルと結合後のテーブルに示す「Trial1.jmp」「Trial2.jmp」の各データテーブルから8つの行を1つのテーブルに結合するとします。新しいテーブルに、両方のテーブルからのすべての列が含まれるように結合します。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Trial1.jmp」「Trial2.jmp」を開きます。
2.
「Trial1.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Trial1'と結合するテーブル」「Trial2」を選択します。
4.
「対応の指定」で、[行番号で対応]を選択します。
5.
[OK]をクリックします。
図6.24 元のテーブルと結合後のテーブル
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Trial1.jmp」「Trial2.jmp」を開きます。
2.
「Trial1.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Trial1'と結合するテーブル」「Trial2」を選択します。
4.
「対応の指定」で、[行番号で対応]を選択します。
5.
[テーブル結合のために列を選択]をクリックし、結合後のテーブルに含める列を指定します。
6.
「元の列」の「Trial1」リストから「コーンの種類」「収率」を選択し、「Trial2」リストから「収率」を選択します。
両方のテーブルで「コーンの種類」列のデータは同一であるため、いずれか片方の列だけを選択すれば十分です。
7.
[選択]をクリックします。
8.
[OK]をクリックします。
図6.25 指定した列だけを結合
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Species1.jmp」「Species2.jmp」を開きます。
2.
「Species1.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Species1'と結合するテーブル」「Species2」を選択します。
4.
「対応の指定」で、[直積]を選択します。
5.
[OK]をクリックします。
図6.26 直積を使ったテーブルの結合
「Species1.jmp」のデータと「Species2.jmp」のデータを組み合わせて新しいテーブルが作成され、値のすべての組み合わせがセットで表示されます。
この例では、[テーブル]>[結合(Join)]コマンドを2回使います。
最初の結合では、[直積]オプションを使って、「Oil Amount.jmp」テーブルを「Batch.jmp」テーブルと組み合わせます。
2番目の結合では、結果のテーブル(「Oil Amount+Batch」)と「Popcorn Type.jmp」テーブルを組み合わせて、すべてのテーブルを結合した最終的なテーブルを作成します。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Oil Amount.jmp」「Batch.jmp」、および「Popcorn Type.jmp」を開きます。
2.
「Oil Amount.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Oil Amount.jmp'と結合するテーブル」「Batch」を選択します。
4.
「対応の指定」で、[直積]を選択します。
5.
「出力テーブル名」「Oil Amount+Batch」と入力します。
6.
[OK]をクリックします。
図6.27 結合後の「Oil Amount+Batch」テーブル
結合後のテーブルには、「Oil Amount.jmp」テーブルと「Batch.jmp」テーブルの列がすべて含まれています。次の手順を行い、「Popcorn Type.jmp」の列を追加します。
7.
前の手順で作成した「Oil Amount+Batch」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
8.
「'Oil Amount+Batch'と結合するテーブル」「Popcorn Type」を選択します。
9.
「対応の指定」で、[直積]を選択します。
10.
[OK]をクリックします。
図6.28 「Oil Amount+Batch」と「Popcorn Type」の結合
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Students1.jmp」「Students2.jmp」を開きます。
「Students1.jmp」データテーブルには、学生の名前、年齢、性別が記録されています。「Students2.jmp」データテーブルには、学生の名前、身長、体重が記録されています。2つのテーブルを個別に操作する代わりに、両方を組み合わせて1つのテーブルにしてみましょう。両方のテーブルで、学生の名前の並び順は異なっています。たとえば、Aliceは行7と行9にそれぞれ記録されています。
2.
「Students1.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Students1'と結合するテーブル」「Students2」を選択します。
両方のテーブルに同じ値を含む列(「名前」)があるので、それらの列を対応列として指定します。すると、最初のテーブルの「名前」列の各値をもとに、2番目のテーブルの「名前」列に同じ値があるかどうかが調べられます。たとえば、両方のテーブルにAliceという値があることが検出されると、新しいテーブルの「名前」列にAliceという値が挿入され、一方のテーブルからAliceの年齢と性別が、もう一方のテーブルからAliceの身長と体重が取り出され、新しいテーブルに追加されます。
4.
「対応の指定」で、[対応する列の値で結合]を選びます。
5.
「Students1」リストと「Students2」リストから[名前]を選択します。
6.
[対応]をクリックします。
7.
8.
[OK]をクリックします。
図6.29 結合後のテーブル
サラとジョーは、それぞれポップコーンの実験に取り組んでいます。異なる種類のコーン(グルメとプレーン)を油の量を変えてポップし、でき上がったポップコーンの量(収率)を記録しています。サラは、実験データを「Trial1.jmp」というファイルに、ジョーは、実験データを「Little.jmp」というファイルに保存しました。この2つのテーブルを1つのテーブルに結合してみましょう。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Trial1.jmp」「Little.jmp」を開きます。
2.
「Trial1.jmp」テーブルから、[テーブル]>[結合(Join)]を選びます。
3.
「'Trial1'と結合するテーブル」ボックスで、「Little」を選択します。
両方のテーブルで、3つの列(「コーンの種類」「油の量」/「油」「一回にポップする量」)に記録されている値は同じです。これらの列を対応列として指定します。また、サラとジョーは油の量に関する列に「油の量」「油」という異なる名前を使っているため、これらを対応列として指定します。
4.
[主テーブルの順序を保存]の選択を解除します。
結合後のテーブルは、「Trial1.jmp」でのデータの順ではなく、対応する列で並べ替えられます。
5.
「対応の指定」で、[対応する列の値で結合]を選びます。
6.
「Trial1」リストから「コーンの種類」「油の量」「一回にポップする量」を選択します。
7.
「Little」リストから「コーンの種類」「油」「一回にポップする量」を選択します。
8.
[対応]をクリックします。
2つのデータテーブルを見比べてみると、行数が違うことがわかります。「Trial1.jmp」には8通りの実験条件の組み合わせが揃っていますが、「Little.jmp」には4通りの実験条件の組み合わせしかありません。サラの実験は完了していますが、ジョーの実験はまだ途中です。「Little.jmp」テーブルにはない実験条件の組み合わせも含め、「Trial1.jmp」のすべての行を結合後のテーブルに含めるとします。
9.
両方のテーブルの[一致しない行も含める]チェックボックスをオンにします。
結合後のテーブルには、「コーンの種類」「油の量」「一回にポップする量」を、それぞれ1列ずつ含めます。ただし、「収率」については、「Trial1.jmp」「Little.jmp」のそれぞれの「収率」を表す列を2つ含めます。
10.
[テーブル結合のために列を選択]チェックボックスをオンにします。
11.
「Trial1」リストで、すべての列を選択します。
12.
[選択]をクリックします。
13.
「Little」リストから「収率」を選択します。
14.
[選択]をクリックします。
図6.30 設定後の「結合(Join)」ウィンドウ
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[OK]をクリックします。
図6.31 「Trial1.jmp」と「Little.jmp」を結合したテーブル
結合後のテーブルは、対応する列で並べ替えられています。「Little.jmp」テーブルの「収率」列(「Littleの収率」)で、「Trial1.jmp」テーブルと一致する値のないセルは欠測値になっています。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Coffee Shop Purchases.jmp」を開きます。
3.
「'Coffee Shop Purchases'と結合するテーブル」ボックスで、「Coffee Shop Purchases」を選択します。
4.
「対応の指定」で、[対応する列の値で結合]を選びます。
5.
両方の「Coffee Shop Purchases」リストで、すべての列(「日付」「顧客」「飲料」)を選択します。
6.
[対応]をクリックします。
7.
両方のテーブル(「主テーブル」と「結合するテーブル」)の「重複する行を削除」のチェックボックスをオンにします。
8.
「出力テーブル名」「Coffee Shop Purchases Final」と入力します。
9.
[OK]をクリックします。
図6.32 結合前と結合後の「Coffee Shop Purchases」データテーブル