このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


JMPでの結果をプレゼンテーションに使用するには、Microsoft PowerPointプレゼンテーション(.pptx)として保存します。.pptxファイルとして保存すれば、PowerPointで配置を整えたりテキストを編集したりできます。JMPレポートの各要素は、PowerPointに異なる形で保存されます。レポートの見出しは編集可能なテキストボックスとして、グラフは画像として保存されます。凡例のような各グラフ要素は、別々の画像として保存されます。PowerPointで開くと、スライドに合わせて画像のサイズが自動的に調整されます。通常は、JMPレポートの各アウトラインが個別のPowerPointスライドに表示されます。レポートを.pptxファイルとして保存する時点で閉じていたアウトラインは、PowerPointから除外されます。大きいコンテンツは、複数のスライドに分かれる場合があります。不要な内容はPowerPointファイルから削除してください。
メモ: Windowsの場合、JMPで作成した.pptxファイルを開くには、PowerPoint 2007以降のバージョンが必要です。Macintoshの場合は、最低でもPowerPoint 2011が必要です。
2.
(Windows)[ファイル]>[名前を付けて保存]を選択し、「ファイルの種類」リストから[PowerPointプレゼンテーション]を選択します。
3.
(Macintosh)[ファイル]>[書き出し]>[Microsoft PowerPoint]を選択し、[次へ]をクリックします。
Windowsでは、[EMF]がデフォルトの形式です。Macintoshでは、[PDF]がデフォルトの形式です。
ヒント: 
Windows版でサポートされているEMFファイルは、Macintosh版ではサポートされていません。一方、Macintosh版でサポートされているPDFファイルは、Windows版ではサポートされません。オペレーティングシステム間で互換性を持たせるには、[ファイル]>[環境設定]>[一般]を選択してデフォルトのグラフィックファイル形式を変更してください。そこで、[PowerPointのイメージ形式]をPNGかJPEGに変更してください。
JMPインストールフォルダにある「pptx」フォルダには、デフォルトのPowerPointテンプレートがインストールされています。書き出し時に常に使用するテンプレートを変更したい場合は、独自のテンプレートに置き換えることができます。(念のためデフォルトのPowerPointテンプレートのバックアップを取っておいてください。) たとえば、ドイツ語のデフォルトフォントが設定されたドイツ語のPowerPointテンプレートを作成できます。詳細については、カスタムのPowerPointテンプレートを参照してください。
次に、希望のPowerPointテンプレートに変更してから、[ファイル]>[保存]を選択します。次回以降でJMPレポートをPowerPointとして保存する際、この変更したテンプレートが適用されます。またPowerPointで独自のテンプレートを新規作成して「JMPExportTemplate.pptx」に保存してもかまいません。