ColorsメッセージとMarkersメッセージを使うと、行に使われる色とマーカーを割り当てたり変更したりできます。通常、これらの設定は、データテーブルから生成されるグラフに影響します。どちらのメッセージも、どの色またはマーカーを使うかを指定する数値の引数をとります。色とマーカーの番号については、色とマーカーを参照してください。
dt << Colors( 3 ); // 選択した行に赤色のマーカーを設定する
dt << Markers( 2 ); // 選択した行にXマーカーを設定する
他の行メッセージと同様、行を選択するメッセージもその他のメッセージと一緒に使うことができます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
dt << Select Where( :年齢 == 12 ) // 最年少の被験者を選択する
<< Colors( 8 ) << Markers( 8 ); // そして、それらに紫色の円のマーカーを設定する
Color by ColumnとMarker by Columnは、指定された列の値に基づいて、それぞれ色とマーカーを設定します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
dt << Color by Column( :年齢 );
dt << Marker by Column( :年齢 );
その他の名前付き引数は次のとおりです。
• Continuous Scale(Color by Columnのみ)指定の列の値に従って、グラデーションになった色を割り当てます。
• Reverse Scale 使用中の色を反転させます。
• Make Window with Legend 凡例のウィンドウを別に作成します。
• Excluded Rows 除外されている行に行の属性を適用します。
• Marker Theme マーカーの種類を指定します。
• Color Theme カラーテーマを指定します。