公開日: 04/01/2021

計算式による値の計算

計算式エディタを使用して、計算された値を含む列を作成できます。

シナリオ

サンプルデータ「On-Time Arrivals.jmp」には、航空会社数社の定刻到着率が記録されています。1999年の3月、6月、および8月のデータが収集されました。

式の作成

各航空会社の平均定刻到着率を表示する列を新規作成しましょう。

1. 新しい列を追加します。

2. 新しい列の列見出しを右クリックし、[計算式]を選択します。計算式エディタウィンドウが表示されます。

図3.12 計算式エディタ 

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各航空会社の平均定刻到着率を算出する式を作成します。

3. 「列」リストから「1999年3月」を選択します。

4. キーパッドの Image shown here ボタンをクリックします。

5. 「1999年6月」を選択し、もう一度 Image shown here 記号をクリックします。

6. 「1999年8月」を選択します。

図3.13 月の和 

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「1999年8月」だけが選択されている(青いボックスで囲まれている)点に注意してください。

7. 式全体を囲んでいるボックスをクリックします。

図3.14 式全体が選択された状態 

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8. Image shown here ボタンをクリックします。

9. 分母ボックスに「3」と入力してから、式の外側の白いスペースをクリックします。

図3.15 完成した式 

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10. [OK]をクリックします。

新しい列に平均値が表示されます。

計算式エディタには、多くの算術関数と統計関数が用意されています。たとえば、平均定刻到着率を計算する別の方法として、「統計」関数リストの「Mean」関数を使用することもできます。計算式エディタの関数についての詳細は、『『JMPの使用法』』の計算式エディタを参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).