公開日: 04/01/2021

スケールの変更

「分布の比較」のグラフで、デフォルトで使われているスケールは、線形スケールです。ここでは、Fréchet分布のスケールに変更してみましょう。1

1. 「寿命の一変量」プラットフォームの例ステップ1からステップ5を実行します。

2. 「分布の比較」レポートにおける「スケール」列で、[Frechet]を選択してください。

3. 「寿命の一変量」の赤い三角ボタンをクリックし、[信頼区間の種類]>[時点別]を選択します。

図3.14 Fréchetのスケールで表示したノンパラメトリック推定値 

Image shown here

Fréchetのスケール上では、ノンパラメトリック推定値がほぼ直線に近くなっています。このことから、「データはFréchet分布に従っている」と仮定するのは妥当でしょう。

4. 「スケール」列の[最小極値]を選択します。

ノンパラメトリック推定値が直線に沿わなくなります。つまり、最小極値分布は適切でないことがわかります。

図3.15 最小極値のスケールで表示したノンパラメトリック推定値 

Image shown here


1 異なるスケールを使用することは、さまざまな種類の確率紙に分布を描く作業といえます。


より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).