「因子」アウトラインへの入力が完了したら、[続行]をクリックします。「因子の制約を定義」アウトラインが表示されます。このアウトラインで計画領域に制約を課すことができます。アウトラインの詳細については、因子の制約を定義を参照してください。
[フィルタで許可しない組み合わせを指定]と[スクリプトで許可しない組み合わせを指定]の各オプションを使って、許可しない因子水準の組み合わせを指定することができます。または、[線形制約を指定する]によって、線形不等式の形で領域を指定することができます。ただし、これら2つの方法では、異なったアルゴリズムが使われています。
許可しない組み合わせを指定した場合、まず、クラスタリングで使われる一様乱数の点が、制約のない計画領域内に生成されます。そして、許可しない組み合わせの点が削除され、残った点に対してクラスタリングが行われます。
注: 指定した実験回数や制約によっては、制約のない計画領域に生成した一様乱数が、制約された領域内の点を十分に生成できない場合があります。このような場合、JMPは「制約条件を満たす点を、指定された標本サイズ以上、見つけることができませんでした。」という警告を出力します。開始時における一様乱数の個数を増やすには、[詳細オプション]>[平均クラスターサイズの設定]を選択して、1つのクラスターあたりの一様乱数の平均個数を増やしてください(平均クラスターサイズの設定を参照)。
[線形制約を指定]オプションを使用した場合、線形制約内の領域に一様乱数が散りばめられます。そして、これらの一様乱数の点がクラスタリングされます。