満足度関数は、カスタマイズすることができます。たとえば、次の関数を最大化するとしましょう。
図3.14 関数に基づく満足度の最大化
まず、「カスタム満足度」という列を作成して上の計算式を保存します。次に、[グラフ]>[プロファイル]を選択してプラットフォームを起動します。すべての「予測式」列と「カスタム満足度」列を選択し、[Y, 予測式]をクリックします。[中間計算式の展開]オプションにチェックマークをつけます。赤い三角ボタンのメニューから[最適化と満足度]>[満足度関数]を選択し、満足度関数をオンにします。「カスタム満足度」以外の列の満足度関数は、オフにする必要があります。オフにするには、満足度関数のプロットをダブルクリックし、開いたウィンドウで[なし]を選択します。「カスタム満足度」の満足度だけを[最大化]に設定します。
図3.15 応答目標を[なし]に設定
この時点で[最適化と満足度]>[満足度の最大化]を選択すると、先ほど定義した「カスタム満足度」の関数だけが使用されます。
図3.16 カスタム満足度の最大化