公開日: 04/01/2021

データフィルタ

dtf<<Add Favorites(name)

説明

現在のフィルタの選択範囲を、引用符付きの"name"で指定された名前を付けて「お気に入り」リストに保存する。

戻り値

お気に入りの名前の文字列

dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
df = dt << Data Filter(
	Add Filter(
		Columns(:年齢, :性別, :Name("身長(インチ)"), :Name("体重(ポンド)") ),
		Where( :性別 == "F" ),
		Where( :Name("身長(インチ)") >= 55 & :Name("身長(インチ)") <= 65 )
	),
	Mode( Select (1) )
);
Wait( 1 ); // デモ用
fav1 = df << Add Favorites( "平均的な身長の女子" );

dtf<<Add Filter(Columns(column1, <column2>), <Where(clause)>)

1つまたは複数のフィルタ列をORの条件で追加する。

dtf<<Auto Clear(Boolean)

新しい選択項目を設定する前に、現在選択されている行をすべてクリアする。

dtf<<Clear

現在選択されている行をクリアする。

dtf<<Close

データフィルタウィンドウを閉じる。

dtf<<Columns(column1, column2, ...)

データフィルタで使用する列を設定する。

dtf<<Data Table Window

データフィルタウィンドウが使用しているデータテーブルを表示する。

dtf<<Delete All

設定されているすべてのフィルタを削除する。

dtf<<Delete(column1, column2, ...)

指定の列をデータフィルタから削除する。

dtf<<Display(column, <Size(x, y)>, "Blocks Display"|"List Display"|"Single Category Display"|"Checkbox Display")

指定のカテゴリカル列の水準を、どのようにフィルタに表示するかを設定する。

dtf<<Get Script

データフィルタのスクリプトをテキストとしてログに戻す。

dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
df = dt << Data Filter(
     Add Filter( Columns( :年齢, :性別 ), Where( :年齢 == 12 ) )
);
txt = df << Get Script;
Show( txt );

dtf<<Local Data Filter

指定のウィンドウにデータフィルタを組み込む。ローカルデータフィルタについて詳しくは、『スクリプトガイド』ローカルデータフィルタの追加を参照してください。

dtf<<Location(x, y)

データフィルタウィンドウを指定の場所に移動する。xyはピクセル単位で指定します。0,0はディスプレイの左上隅を意味します。

dtf<<Make Filter Change Handler(function)

フィルタが変わったという通知を扱うデータフィルタハンドラを作成する。フィルタされる行の数は、関数の引数の中で戻されます。

dt = Open( "$SAMPLE_DATA/PopAgeGroupSubset.jmp" );
dist = Distribution( Automatic Recalc( 1 ), Continuous Distribution( Column( : 人口) ) );
filter = dist << Local Data Filter( Add Filter( Columns( : 地域) ) );
f = Function( {a}, Print( a ) );
rs = filter << Make Filter Change Handler( f );

dtf<<Make Subset

データフィルタで選択されている行を含む、新しいサブセットデータテーブルを作成する。

dtf<<Match(Filter Columns(column1, column2, ...), Where(clause)

各列のフィルタ条件を設定する。Where節は、リストされたすべての列で使用されます。列ごとに異なるWhere節を使用するには、Matchメッセージを各列に個別に送ります。

dtf<<Mode(Select(Boolean)|Show(Boolean)|Include(Boolean))

データフィルタを使って行が選択されたときのアクションまたはモードを設定する。

dtf<<Save and Restore Current Row States

データテーブルの現在の「行の属性」を保存しておき、その後でデータフィルタを閉じたときに、それらの属性を復元する。

dtf<<Show Columns Selector(Boolean)

フィルタの完了後、列セレクタを表示または非表示にする。

dtf<<To Clipboard

データフィルタの現在の状態からWhere節を作成し、クリップボードに置いて、別の場所に貼り付けることができるようにする。

dtf<<To Data Table

データフィルタの現在の状態からWhere節を作成し、プロパティとしてデータテーブルに保存する。

dtf<<To Journal

データフィルタの現在の状態からWhere節を作成し、現在のジャーナルに追加する。現在のジャーナルが存在しない場合、新しいジャーナルが開き、Where節はそれに追加されます。

dtf<<To Row State Column

計算式がWhere節である行の属性列を作成する。

dtf<<To Script Window

データフィルタの現在の状態からWhere節を作成し、現在のスクリプトウィンドウに追加する。現在のスクリプトウィンドウが存在しない場合、新しいスクリプトウィンドウが開き、Where節はそれに追加されます。

dtf<<Use Floating Window(Boolean)

データフィルタウィンドウを、関連するデータテーブルの上に配置するか、通常のウィンドウとして表示するかを設定する。

dtf<<Where(clause)

行選択の条件を設定する。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).