ここでは、世界中の国や地域の人工データをまとめた「PopAgeGroup.jmp」データテーブルを使用します。標本に含まれる若年層と高齢者の人口比率の関係を調べてみましょう。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「PopAgeGroup.jmp」を開きます。
2. [グラフ]>[バブルプロット]を選択します。
起動ウィンドウが開きます。
「バブルプロット」起動ウィンドウ
3. 「割合 60+」を選択し、[Y]をクリックします。
60歳以上の人が人口に占める割合がY座標になります。
4. 「割合 0-19」を選択し、[X]をクリックします。
0~19歳の人が人口に占める割合がX座標になります。
5. 「国」を選択し、[ID]をクリックします。
各国の行が1つのバブルに集計されます。
6. 「年」を選択し、[時間]をクリックします。
各年のデータが個別のバブルとして表現されます。
7. 「人口」を選択し、[サイズ]をクリックします。
バブルのサイズが人口の値を反映します。
8. 「地域」を選択し、[色分け]をクリックします。
地域によってバブルに異なる色が割り当てられます。図の「地域」の凡例を参照してください。プロットに表示されている色はJMPのデフォルトの色です。
9. [OK]をクリックします。
レポートウィンドウが表示されます。
「バブルプロット」レポートウィンドウ
10. 「再生」ボタンをクリックすると、プロットが動的なアニメーションとして表示されます。「進む」ボタンをクリックすると、プロットが1年分ずつ動きます。
11. (オプション) 地域と色の対応を示す凡例を表示したいときは、「バブルプロット」の赤い三角ボタンをクリックし、 [凡例]を選択します。
年数が進むにつれて、「割合 0-19」が小さくなり、「割合 60+」が大きくなることがわかります。