2群に分けたラットを発ガン性物質にさらし、生存時間の差を調べる試験を行いました。データは、「Rats.jmp」サンプルデータにまとめられています。この例でのイベントは死亡で、この試験の目的は、2群におけるラットの生存関数を比べることです。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Rats.jmp」を開きます。
「生存日数」列のデータが生存時間です。この中には打ち切りデータもあります。
2. [分析]>[信頼性/生存時間分析]>[生存時間分析]を選択します。
3. 「生存日数」を[Y, イベントまでの時間]に指定します。
4. 「グループ」を[グループ変数]に指定します。
5. 「打ち切りの有無」を選択し、[打ち切り]に指定します。
6. [OK]をクリックします。
図13.2 「Rats.jmp」データの「生存分析プロット」
生存関数の見た目では、「Group 1」のラットの方が、「Group 2」のラットよりも生存日数が長ったことがうかがえます。