生存時間データは、特定のイベントが発生するまでの時間を記録したもので、イベント-時間応答データ(event-time response data)とも呼ばれます。通常は、エンジンの故障や、患者の死亡などの「故障」をイベントとします。観測期間が終了するまでに故障が発生しなかったデータは、打ち切りのあるデータと呼ばれます。
「生存時間分析」プラットフォームは、イベントが発生するまでの時間(「故障」が生じるまでの時間)の分布を調べます。生存時間を単変量で分析するときに、このプラットフォームを用いてください。
ヒント: 生存時間データを単変量で分析するのではなく、説明変数のあるモデルをあてはめたい場合には、「生存時間(パラメトリック)のあてはめ」や「比例ハザードのあてはめ」プラットフォームを使ってください。
図13.1 「生存分析プロット」の例