ここで、説明変数が1変数で、それが2水準の名義尺度である例を取り上げます。より複雑な例については、効果や水準が複数あるモデルの例を参照してください。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Rats.jmp」を開きます。
2. [分析]>[信頼性/生存時間分析]>[比例ハザードのあてはめ]を選択します。
3. 「生存日数」を[イベントまでの時間]に指定します。
4. 「打ち切りの有無」を選択し、[打ち切り]に指定します。
5. 「グループ」を選択し、[追加]をクリックします。
6. [実行]をクリックします。
図15.2 「Rats.jmp」データの「比例ハザードモデルのあてはめ」レポート
「Rats.jmp」データにはグループが2つしかありません。そのため、「パラメータ推定値」レポートにおける信頼区間にゼロが含まれていないことは、グループ間にα水準で有意な差があることを示します。また、効果が1つしかないので、「効果の尤度比検定」レポートの「グループ」に対する結果は、「モデル全体」表に表示されている結果と同じになります。