「比例ハザードのあてはめ」プラットフォームは、Coxの比例ハザードモデルをあてはめます。このモデルは、複数の説明変数(共変量)とハザード関数との関係において、比例ハザード性が成立していることを前提としています。
比例ハザードモデルも、説明変数が生存時間に影響を与えているときによく使われている回帰モデルです。このモデルはセミパラメトリックで、線形モデルは推定されますが、ハザード関数の式は推定されません。JMPでは、時間の経過に伴って変化する説明変数(時間依存性共変量; time varying covariate)を扱うことはできません。
注: 「比例ハザードのあてはめ」プラットフォームは、「モデルのあてはめ」プラットフォームを若干カスタマイズしたものです。
図15.1 「比例ハザードのあてはめ」の例