[一般]の環境設定の多くは、起動時の状態をカスタマイズするものです。他にも、ファイル処理や、作業環境の全般に関する設定があります。
図13.1 [一般]の環境設定
環境設定 | 説明 |
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起動時にヒントを表示 | 起動時に「使い方ヒント」ウィンドウを表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。 チェックボックスをオフにすると、起動時に「使い方ヒント」ウィンドウが表示されなくなります。 |
起動時にスプラッシュウィンドウを表示する | 起動時にスプラッシュウィンドウを表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。 チェックボックスをオフにすると、起動時にスプラッシュウィンドウが表示されなくなります。 |
起動時にログウィンドウを表示する | JMPの起動時にログを開く場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
起動時にJMPスターターウィンドウを表示する | (macOSのみ)JMPの起動時に「JMPスターター」ウィンドウを表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。 |
開始時のJMPウィンドウ | (Windowsのみ)起動時にデフォルトで表示するウィンドウをリストから選択します。JMPの起動時に、ここで選択したウィンドウが表示されます。 |
ホームウィンドウ | (macOS)JMPの起動時に「JMPホーム」ウィンドウを表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
最後のウィンドウを閉じたときに、開始時のJMPウィンドウを再度開く | (Windowsのみ)最後のJMPウィンドウを閉じたときに、「開始時のJMPウィンドウ」で設定したウィンドウを開く場合は、このチェックボックスをオンにします。チェックボックスをオフにすると、最後のJMPウィンドウを閉じたときに、JMPも終了します。 このオプションは、デフォルトでオンになっています。 |
メニューのヒントを表示 | (Windowsのみ)メインメニューや赤三角ボタンメニューのオプションにヒントを表示するには、このオプションを選びます。このオプションは、デフォルトでオンになっています。 |
JMP 12でJSLの互換性に関する変更がある場合、ログに警告を表示 | JSLの互換性に関する警告をログに表示するには、このオプションを選びます。 |
JSLで引用符なしのストリングを許可する | このオプションを選ぶと、プラットフォームメッセージの文字列の値に引用符がついていない場合に、ログに警告が表示されます。引用符のついた文字列は、文字列定数に優先します。 許可する(警告なし) 引用符なしの文字列を許可し、ログに警告を表示しません。このオプションは、デフォルトでオンになっています。 許可する(警告あり) 引用符なしの文字列を許可し、ログに警告を表示します。 許可しない 引用符なしの文字列を無視し、ログに警告を表示しません。 |
ジャーナルをGZ圧縮形式で保存 | JMPジャーナルを圧縮形式で保存し、ディスク領域を節約する場合は、このチェックボックスをオンにします。 チェックボックスをオフにすると、ジャーナルは通常の形式で保存されます。このオプションは、デフォルトでオフになっています。 |
データテーブルの列をGZ形式で圧縮して保存 | データテーブルをGZ圧縮形式で保存する場合は、このチェックボックスをオンにします。JMP 10ではこの圧縮ファイルを読み取れますが、保存はできません。このオプションは、デフォルトではオフになっています。 |
英語でスクリプトを保存 | 英語版以外のJMPでは、英語でも、ローカル言語でも、スクリプトを保存できます。ユーザが指定した文字列(列名やテキストなど)は、英語に変換されませんが、コマンド(DistributionやSet Valueなど)は、JMPの英語バージョンで実行できるよう、英語で保存することもできます。なお、英語版JMPでも、適切なフォントを使えば、日本語などのローマ字以外の文字も正しく表示できます。 JMPでの使用言語に関係なく、スクリプトを英語で保存する場合は、このチェックボックスをオンにします。 チェックボックスをオフにすると、スクリプトはローカル言語で保存されます。ただし、指定した言語と同じ言語でJMPが動作している場合に限り、スクリプトは正常に実行されます。このオプションは、デフォルトでオンになっています。 |
英語で索引を保存 | 索引ヘルプにおける項目の表示言語を、英語とロケール言語で切り替えます。デフォルトではオンになっており、英語で表示されます。オフにすると、次の項目がロケール言語で表示されます。 • オブジェクトのメッセージ名。 • ディスプレイボックスのメッセージ名。 • JSL関数のカテゴリ名。 各項目の説明には、常に、現在のロケール言語が使われます。また、プログラム例は、常に英語です。 |
無効なディスプレイボックスメッセージを報告 | ディスプレイボックスに対して無効なメッセージが使われた場合、その旨をログに出力します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。 このオプションは、スクリプトの開発中は役立ちますが、実際に使用するにあたっては、無効なメッセージが使われたかどうかは不要な情報であることが多いです。 |
「最近使ったファイル」リストにスクリプトが開いたファイルを追加する | (Windowsのみ)このオプションを選ぶと、「ホームウィンドウ」の「最近使ったファイル」と[ファイル]>[最近使ったファイル]で開くリストに、JSLのOpen()関数によって開かれたファイルが含まれます。 |
自動保存の間隔(分) | 開いているデータテーブル、ジャーナル、レポート、プロジェクト、およびスクリプト(ただし、無題のファイルは除く)の内容を指定の間隔で自動的に保存します。デフォルトの設定は0分で、自動保存が行われません。 |
自動保存するデータテーブルの最大行数 | 行数が指定された値を超えていない場合に、データテーブルを自動保存します。デフォルト値は10,000です。 |
自動保存するデータテーブルの最大列数 | 列数が指定された値を超えていない場合に、データテーブルを自動保存します。デフォルト値は1,000です。 |
終了時にセッションを保存 | このチェックボックスをオンにすると、JMPを終了する時点でのJMPウィンドウの状態が記憶されます。JMPの次回起動時には、開いていたファイルやウィンドウも含め、記憶した状態が復元されます。 |