Column Name(n)は、n番目の列の参照を戻します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
Column Name( 2 );
年齢
戻される値は、引用符で囲まれた文字列ではなく、「年齢」列の参照値です。これは、スクリプト内で通常、実際の列の名前を使う場所で、どこでもこの演算子を使用できます。たとえば、この演算子に添え字を使うことができます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
Column Name( 2 )[1];
12
名前をテキストの文字列として取得したい場合は、Charでクォートします。
Char( Column Name( 2 ) );
"年齢"
データテーブルのすべての列の名前をリストで取得するには、Get Column Namesを実行します。
dt << Get Column Names( 引数 );
オプションの引数は、次のようにGet Column Names関数の出力を制御します。
• Numeric、Character、Row State、あるいはExpressionを指定して、これらのタイプに相当する列のデータタイプだけが含まれるようにします。
• Continuous、Ordinal、Nominal、Multiple Response、Unstructured Text、None、Vectorを指定すると、指定した尺度の列の名前だけが戻ります。
• Stringを指定すると、列名ではなく文字列のリストが戻ります。
たとえば、「Big Class.jmp」データテーブルで連続尺度の数値列を選択するには、次のスクリプトを使用します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
names = dt << Get Column Names(Numeric, "Continuous")
{Name( "身長(インチ)" ), Name( "体重(ポンド)" )}