基本的な統計分析
『基本的な統計分析』では、JMPでよく使用される基本的な分析機能について解説します。
• 「一変量の分布」プラットフォームでは、1変数の分布を分析できます。ヒストグラムを表示し、平均や標準偏差などをレポートします。データがどのように分布しているかわかれば、さらに具体的な分析を行い、検討を進めることができます。一変量の分布を参照してください。
• 「二変量の関係」プラットフォームでは、X変数とY変数の尺度によって、自動的に分析が選択されます。「二変量の関係」プラットフォームの概要を参照してください。次の4種類の分析を実行できます。
– 「二変量」プラットフォームでは、2つの連続変数における関係を分析します。二変量分析を参照してください。
– 「一元配置」プラットフォームでは、X変数のグループごとに、連続尺度のY変数の分布がどのように異なるかを分析します。一元配置分析を参照してください。
– 「分割表」プラットフォームでは、X変数のグループごとに、カテゴリカルなY変数の分布がどのように異なるかを分析します。分割表分析を参照してください。
– 「ロジスティック」プラットフォームでは、カテゴリカルな応答変数(Y)の確率を、連続尺度の説明変数(X)にあてはめます。ロジスティック分析を参照してください。
• 「表の作成」プラットフォームでは、記述統計量の表を対話形式で作成できます。表の作成を参照してください。
• シミュレーション機能によって、パラメトリックおよびノンパラメトリックの乱数シミュレーションを柔軟に行えます。シミュレーションを参照してください。
• ブートストラップ分析は、データから何度もサンプリングすることによって統計量の標本分布を近似する手法です。反復ごとに、データは復元抽出(重複抽出)され、抽出されたデータから統計量が計算されます。この計算を反復して、統計量の分布を求めます。ブートストラップを参照してください。
• 「テキストエクスプローラ」プラットフォームでは、自由回答のテキストデータを集計したり、分析したりできます。分析前における単語や句の取り出しに、正規表現を使用することもできます。テキストエクスプローラを参照してください。