「比例ハザードのあてはめ」プラットフォームを起動するには、[分析]>[信頼性/生存時間分析]>[比例ハザードのあてはめ]を選択します。
図15.4 「比例ハザードのあてはめ」の起動ウィンドウ
ヒント: 有意水準を変更するには、「モデルの指定」の赤い三角ボタンをクリックし、[有意水準の設定]を選択します。
「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
「比例ハザードのあてはめ」起動ウィンドウには、次のオプションがあります。
イベントまでの時間
イベントが発生するまでの時間、または打ち切りまでの時間を含んだ列を指定します。
打ち切り
デフォルトでは、[打ち切り]列の「0」以外の値が、打ち切りを表します(打ち切りは通常は「1」で表されます)。デフォルトの設定を使う場合は、打ち切りでないものは、必ず「0」としてください。
度数
同時点で故障したユニットの個数など、観測値の度数が含まれている列を指定します。
By
指定された分類変数(グループ変数)の水準ごとに、個別に分析を行います。
モデル効果の構成
モデルの効果を入力します。「モデル効果の構成」のオプションの詳細については、『基本的な回帰モデル』のモデル効果の構成を参照してください。
手法
あてはめ方法を指定します。この章の分析を行うには、必ず[比例ハザード]を選択してください。
打ち切りの値
[打ち切り]列のデータ値のうち、右側打ち切りであることを示すデータ値を指定します。[打ち切り]列を選択すると候補となるデータ値が、自動的にコンボボックスに表示されます。データ値を変更するには、赤い三角ボタンをクリックして、値のリストから選択してください。テキストボックスに異なる値を入力することもできます。[打ち切り]列に「値ラベル」列プロパティが設定されている場合、値ラベルが値リストに表示されます。なお、[打ち切り]列が欠測値となっている行は、分析から除外されます。