カスタマイズされた曲面の場合とは異なり、球、円盤、および円柱については、法線ベクトルの特別な計算は必要ありません。ただし、次のコマンドを使って、自動的に生成されるライトをカスタマイズできます。
Quadric Normals(mode)は、自動的に生成される法線の種類を指定します。mode引数には、None、Flat、またはSmoothを指定できます。Flatを指定すると、表面は小平面に分割されます。Smoothを指定すると、各頂点の法線は近接するポリゴンの平均になります。
Quadric Orientation(mode)は、法線ベクトルの向きを指定します。mode引数には、InsideまたはOutsideを指定できます。
Quadric Draw Style(mode)は、描画モードを指定します。mode引数には、Fill、Line、Silhouette、またはPointを指定できます。
JMPは、Quadratic Normals、Quadratic Orientation、およびQuadratic Draw Styleに設定された値を、それらの設定後に生成された円柱、円盤、球に適用します。
図13.13 描画の種類
注: 他のOpenGLマニュアルでは、いくつかの2次曲面オブジェクトが言及されています。JMPでは1つだけで、常にそれを使用します。