サブミットしたSASコードがSASデータセットを生成する場合があります。さらに分析を行うために、それらを自動的にJMPへ読み込むことができます。
1. [ファイル]>[環境設定](Windows)または[JMP]>[環境設定](macOS)を選択します。
2. [SASインテグレーション]カテゴリを開きます。
3. [生成されたSASデータセットをJMPに読み込む]オプションを選びます。
JMPのデータテーブルをSAS Workspace Serverに書き出すことができます。
1. SAS Workspace Serverに接続します。
2. 書き出すファイルを開きます。
3. [ファイル]>[SAS]>[データをSASに書き出し]を選びます。
必要に応じて、プロファイルのユーザ名とパスワードを使用して自動的にSASサーバーに接続します。
4. 「書き出すデータの選択」の下の開いているデータテーブルのリストから、SASに書き出すデータテーブルを選択します。
図3.64 データをSASに書き出し
5. (オプション)データテーブル内の一部の列だけを書き出す場合は、[列を選択]をクリックします。書き出す列を選択するにはを参照してください。
6. 目的のサーバーを選択します。
7. ライブラリを選択します。
ヒント: ライブラリが表示されない場合は、「データをSASに書き出し」ウィンドウでのライブラリの表示を参照してください。
選択したライブラリのデータセットがリストに表示されます。
8. SASライブラリに作成するデータセットの名前を入力します。
9. (オプション)使用する書き出しオプションを設定します。書き出しオプションを参照してください。
10. [書き出し]をクリックします。
書き出す列を選択するには
1. データテーブル内の一部の列だけを書き出す場合は、[列を選択]をクリックします。
2. 表示されたウィンドウで、書き出す列を選択して[追加]をクリックします。
3. 必要な列をすべて「選択された列」リストに追加したら、[OK]をクリックします。
次の書き出しオプションを設定できます。
行属性「除外」を無視(すべての行を書き出し)
データテーブルの行をすべて書き出す場合は、このチェックボックスをオンにします。除外されていない行だけを書き出す場合は、オフにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。
SAS変数名を保存する
このオプションは、データテーブルが元々SASから読み込まれたものである場合に便利です。SASデータセットの読み込み時に、元のSAS変数名は各列の列プロパティに保存されます。SASへの書き出し時に、各列のSAS変数名を使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。JMP変数名を書き出す場合はオフにします。このオプションは、デフォルトではオフになっています。
SASフォーマットを保存する
このオプションは、データテーブルが元々SASから読み込まれたものである場合に便利です。SASデータセットの読み込み時に、元のSASフォーマットと情報は各列の列プロパティに保存されます。SASへの書き出し時に、各列のSASフォーマットと情報を使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。JMPフォーマットを書き出す場合はオフにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。
「データをSASに書き出し」ウィンドウにライブラリが表示されていない場合、次のいずれかの方法でライブラリを定義します。
• JSLを使って、SASサーバーにコードをサブミットします。このコードでは、libnameコマンドを使ってライブラリを定義します。
• SASが起動するたびに実行されるSASコードを記載する、autoexec.sasファイルを作成します。これにより、SASに接続するたびに同じライブラリ参照名が定義されます。autoexec.sasファイルの詳細については、SASのマニュアルを参照してください。
メタデータで定義されたライブラリ(データライブラリマネージャの下のSAS管理コンソールで定義されたライブラリなど)は、「データをSASに書き出し」ウィンドウからはアクセスできません。