JMPのSamples/Scripts/SAS Integrationフォルダに、サンプルスクリプトが含まれています。ストアドプロセススクリプトを正常に実行するには、ストアドプロセスがお使いのSAS Metadata Server上になければなりません。ストアドプロセスは、同じフォルダのsampleStoredProcesses.spkファイルに入っています。
警告: これらのストアドプロセスは、実務用のシステムではなく、テスト用のSAS Metadata Serverに読み込んでください。
1. SAS Management Console(SAS管理コンソール)を実行します。
2. 管理者権限のあるアカウントを使用してSAS Metadata Serverに接続します。
3. SAS管理コンソールの左ペインにある[BI Manager]ノードを展開します。
4. ツリー内で、読み込んだサンプルストアドプロセスの保存先とするフォルダに移動します。
5. SAS管理コンソールの左ペインまたは右ペインでそのフォルダを右クリックし、[インポート]を選択します。
読み込みウィザードが表示されます。
6. sampleStoredProcesses.spkへのフルパスを入力するか、または[参照]ボタンを使って指定します。
7. ウィザードの読み込みオプションで、[すべてのオブジェクト]を選択します。
8. [次へ]をクリックします。
読み込みプロセス中、パネルに、Application Serverとソースコードリポジトリの値を指定する必要があることが表示されます。
9. [次へ]をクリックします。
パネルで、読み込んだストアドプロセスを実行するのに使うアプリケーションサーバーを、SAS Metadata Serverで定義されたものの中から選択します。
10. 「ターゲット」の下のドロップダウンリストからアプリケーションサーバーを選択します。
11. [Next]をクリックします。
パネルで、読み込んだストアドプロセスのSASコードを格納するためのソースコードリポジトリ(ディレクトリ)を、SAS Metadata Serverで定義されたものの中から選択します。
12. 「ターゲットパス」の下のドロップダウンリストからソースコードリポジトリを選択します。
13. [次へ]をクリックします。
パネルに、[実行]をクリックした場合に実行される処理の概要が表示されます。
14. 表示された情報を確認し、問題がなければ[実行]をクリックします。
15. 読み込みプロセスの途中で、メタデータサーバーへの接続に必要なログイン情報の入力を求められる場合があります。管理者権限のあるログイン情報を入力し、[OK]をクリックします。
読み込みが完了したら、ストアドプロセスを読み込んだフォルダの下に「BIP Tree」というフォルダが表示されます。「BIP Tree」の下には「JMP Samples」というフォルダが表示されます。「JMP Samples」フォルダには、「Shoe Chart」と「Diameter」の2つのサンプルストアドプロセスが含まれています。
サンプルスクリプトstoredProcessHTML.jslおよびstoredProcessJSL.jslでは、サンプルストアドプロセスを読み込んだフォルダと一致するように、サンプルストアドプロセスへのパスを調整する必要があります。そうしないと、これらのスクリプトは正常に機能しません。