起動ウィンドウで[OK]をクリックすると、いずれかの列に仕様限界が含まれておらず、起動ウィンドウで[表示しない(仕様限界のない列を除外する)]を選択していない場合は、「仕様限界」ウィンドウが表示されます。「仕様限界」ウィンドウは、起動ウィンドウで[表示する]を選択した際にも表示されます。図H.7は、「Cities.jmp」サンプルデータテーブルの「仕様限界」ウィンドウです。直前に起動ウィンドウで、「オゾン」・「一酸化炭素」・「二酸化炭素」・「一酸化窒素」の各列を工程変数として指定しました。既知の仕様限界を入力して、[OK]をクリックすると「工程能力分析」レポートが表示されます。
工程変数の[限界の表示]オプションを選択し、仕様限界を列プロパティに保存すると、「仕様限界」列プロパティでは、[グラフ上に参照線を表示]オプションが選択された状態になります。工程変数の[限界の表示]オプションを選択し、仕様限界を新しいテーブルに保存すると、新しいテーブルの「Show Limits」列の値は1になります。[限界の表示をすべて選択]ボタンをクリックすると、すべての工程変数の「限界の表示」オプションが選択されます。
図H.7 「Cities.jmp」の「仕様限界」ウィンドウ