ここでは、「モデル全体の検定」レポートの統計的詳細について説明します。
モデル全体に対する尤度比検定のカイ2乗統計量は、次式により計算されます。この統計量は、教科書では、ときどき、G2という記号で表されています。
ここでの総和は、すべてのオブザベーションに対する和を表しています。
縮小モデルの対数尤度に対するこの統計量の比がR2です。式では、次のように表されます。
これらの統計量の値は、「モデル全体の検定」レポートに表示されています。
注: 上式によって計算された「R2乗(U)」は、「McFaddenの疑似R2乗」と呼ばれることもあります。