以下に、SQLの文字列関数について説明します。
関数 |
SQLite |
説明 |
---|---|---|
HEX( binary ) |
○ |
BLOBを16進数文字列に変換するビルトインのSQLite関数。RANDOMBLOB()関数と組み合わせて使用すると便利です。 |
JLEFT( string, len, <pad> ) |
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JSLのLeft()関数と同じ。文字列(string)の先頭からlen文字を抽出して戻す。padが指定され、文字列(string)の長さがlenより短い場合は、padを末尾に追加して、長さをlenにして戻します)。 |
JRIGHT( string, len, <pad> ) |
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JSLのRight()関数と同じ。文字列(string)の末尾から、len文字を抽出して戻す。padが指定され、文字列(string)の長さがlenより短い場合は、padを先頭に追加して、長さをlenにして戻します)。 |
LENGTH( string ) |
○ |
ANSI標準のCHAR_LENGTH()に対応するSQLite関数。文字列(string)の文字数を戻します。 |
LOCATE( string1, string2 ) POSITION( string1, string2 ) |
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文字列string2の中から文字列string1を探し、その開始位置を戻す(先頭位置を1とする)。見つからなかった場合は、0を戻す。 |
LOWER( string ) |
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文字列(string)に含まれる大文字をすべて小文字に変換して戻す。 |
LTRIM( string, <trimchars> ) |
○ |
文字列(string)の先頭が、trimcharsに指定された文字のいずれかと一致する場合、これを削除した結果を戻す。trimcharsを省略した場合は、スペースが削除される。 |
PRINTF( format, <arg1, ..., argN> ) |
○ |
表記と引数を指定して、文字列を生成する。 |
REPLACE( string, find, replace ) |
○ |
文字列(string)の中から文字列(find)をすべて検索し、文字列(replace)で置き換える。replaceに数値を指定した場合は、文字列に変換されます。 |
REVERSE( string ) |
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文字列(string)を反転して戻す。 |
RTRIM( string, <trimchars> ) |
○ |
文字列(string)の末尾が、trimcharsに指定された文字のいずれかと一致する場合、これを削除した結果を戻す。trimcharsを省略した場合は、スペースが削除される。 |
SPACE( length ) |
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length個のスペースからなる文字列を戻す。 |
SUBSTR( string, start, <length> ) |
○ |
文字列(string)の指定された位置(start)からlengthで指定した数の文字を戻す(先頭位置を1とする)。lengthを省略した場合は、指定された点(start)から末尾までが戻されます。 |
TRIM( string, <trimchars> ) |
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文字列(string)の末尾が、trimcharsに指定された文字のいずれかと一致する場合、これを削除した結果を戻す。trimcharsを省略した場合は、スペースが削除される。 |
UPPER( string ) |
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文字列(string)に含まれる小文字をすべて大文字に変換して戻す。 |