三角図は、合計値が定数になる3つの配合成分を、2次元で表現したものです。正三角形であり、3つの辺が各成分に対応しています。制約がない場合は、三角形の3つの各頂点は、1つの成分の値が1(100%)で、他の成分が0(0%)という状態を表しています。配合成分に制約がある場合は、三角図の中で、取り得る値の領域が表示されます。それ以外の領域は、除外されていることを示すために陰影が付けられています。
図6.2には、成分P1、成分P2、成分P3が描かれています。この3つの配合成分には制約がなく、いずれも0(0%)~1(100%)の割合を占めることができます。3つの点が、その座標(P1, P2, P3)とともにプロットされます。(0.2, 0.2, 0.6)の点からは青い線が表示されています。、この青い線を辿ると、各配合成分の軸における座標が分かります。
図6.2 三角図の例