「群直交過飽和のあてはめ」レポートは、2つのステップで構成されます。1つ目のステップには、一度に1つずつの群をあてはめたときの、各群における有効な効果の推定値が表示されます。有効な効果を含む群だけが表示されます。これがステージ1の分析です。ステージ2では、組み合わせたモデルが作成されます。
図26.5 ステージ1の結果
項
応答に影響していると判定された主効果(有効であると判定された主効果)。
推定値
主効果に対する係数(パラメータ推定値)。
標準誤差
「群1」の疑似因子を使用して求めた、推定値の標準誤差。
t値
推定値を標準誤差で割った値。
p値(Prob>|t|)
誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。
2つ目のレポートには、ステージ2の分析結果が表示されます。ステージ2では、分析結果を評価するためのモデルが作成されます。
図26.6 ステージ2の結果
項
応答に影響していると判定された主効果(有効であると判定された主効果)。
推定値
主効果に対する係数(パラメータ推定値)。
標準誤差
データセット全体を使用し、指定のモデルと切片をあてはめて求めた推定値の標準誤差。
t値
推定値を標準誤差で割った値。
p値(Prob>|t|)
誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。
RMSE
平均平方誤差の平方根(RMSE; 誤差の標準偏差)。
自由度
RMSEを計算するのに使われた誤差の自由度。